こんにちはクルテクです。
これまで毎日赤ちゃんのお通じがあったのに急に回数が減ってしまった。
ここ数日お通じがなくて心配している…。
そんな方へ向けて、赤ちゃんが便秘になった際、家で出来る対策をまとめておきます。
赤ちゃんが便秘になったらどうしたらいいの?お家で出来る対策4つ
赤ちゃんは言葉が話せないのでお通じが出ないと心配になりますよね。そんな時でもお家で出来る対策を知っていると安心です。
お腹のマッサージ
下腹部を腸の方向に向けて「の」の字を描く要領でマッサージします。赤ちゃんのお腹を押すのに抵抗がある方や怖い方には、肛門の周辺を指で押して刺激すると便意を促すことが出来ます。
水分を多めに取らせる
離乳食が始まっているならば食後に母乳やミルク、麦茶や湯冷ましで水分を多めに補給すると良いです。既に卒乳している子なら麦茶などの水分を多めにしたり、白菜や大根など水分を多く含んだ食材を多めに与えるのも手です。まだ授乳中の子なら母乳だと量が分かりにくいので、ミルクで少し多めに与えてみましょう。
便秘を改善させる食材を離乳食に取り入れる
離乳食が進んでいて納豆のような発酵食品が食べられる子なら、それらを与えると腸内環境を整えてくれます。乳製品のアレルギーがないならばヨーグルトを食べさせるのも効果があると言われています。
綿棒で腸浣腸をする
これは綿棒を直接肛門に入れて直腸を刺激するというやり方です。やり方はおむつ替えシートの上に赤ちゃんを乗せ、綿棒から2㎝の位置を確認し、綿棒の先端にオリーブオイルもしくはベビーオイル(またはワセリン)をつけます。赤ちゃんの両脚を持ち上げて、肛門に綿棒を入れて1~2㎝挿入します。内部を優しくなぞるように10秒程度ゆっくりと綿棒を回して刺激します。
この方法で綿棒の先に便がつけばまもなく排便があるサインです。すぐに排便がない場合には少し時間をおいてから様子をみるか、少し時間をおいてから再び試してみてください。
この方法は痛そうだなと思うのですが、生後2カ月の息子に実践した際には不思議そうな表情をしているだけでした。肛門から2㎝程度なのでそれほど違和感はないのかもしれません。
どんな症状になったら「便秘」なのか
便秘にも色々な症状がありますが、赤ちゃんの「便秘」の判断基準は次の通りです。
うんちの回数が減っている
明瞭ですね。これまで毎日お通じがあったのに3日間出ていないとかなると、便秘ということになります。
うんちの量が少なく硬い
もしくはお通じはあるものの出てもいつもよりも量が少なく、コロコロ状だったりするとそれも便秘ということになります。
うんちを出す時に苦しそう
赤ちゃんでもお通じをする際に「んー!!」といきむ時がありますよね。あれはあれで可愛いのですが、それが少し苦しそうなら便秘の可能性があります。
赤ちゃんの機嫌が悪い
お腹もいっぱいだし、しっかり寝たはずなのになぜかずっと不機嫌な時はもしかしたらお腹が張って苦しいのかもしれません。
母乳やミルクを飲む量が減っている
便秘になると母乳やミルクを飲みたがらなくなります。いつもは元気に飲むのにな、と疑問に感じたらお通じの回数が減っているかもしれません。
病院に連れていく目安は?
ではどんな症状になったら病院へ連れていくべきなのでしょうか。一般的には数日間排便がなくても、赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあるなら急いで病院に連れていく必要はないと言われています。
息子も生後2カ月で便秘になった時には6日間も排便がありませんでした。でも母乳もミルクも良く飲み、いつも通りに機嫌が良く元気でした。
但し、まれに他の病気が原因の場合もあるので次のような症状がある場合には病院を受診しましょう。
- 排便がなく発熱や嘔吐の症状がある
- 排便時にたびたび出血する
- 血便がある
- 1週間以上の便秘が続く
- お腹にガスが溜まり苦しそう
- いきんでもなかなか排便できず痛がって泣く
便秘になりやすい時期
赤ちゃんは生まれてすぐの新生児期は便がゆるく、1日に何度も排便します。そこから少しずつ腸に便を溜められるようになり、排便の回数が減ってくるのです。
新生児の時期
意外にも新生児でも便秘になります。新生児はほとんどの時間を眠って過ごしているので、運動不足によって便秘になりやすい時期です。また母乳を飲む赤ちゃんよりもミルクをメインで飲む赤ちゃんのほうが便秘になりやすい傾向にあると言われています。
生後2~3カ月頃
生後2カ月頃からは赤ちゃんの腸が発達して便を溜められるようになるので、一時的に便秘となることが多いです。ただ一時的なものなのであまり心配せずに様子を見ましょう。
離乳食を始めた頃
離乳食を始めるとどうしても母乳やミルクの授乳量が減ってしまうため、便の水分量が減少して便秘が起こりやすくなります。でも離乳食は食事から栄養をとって消化する練習なので、繊維を多く含むサツマイモや水分の多い玉ねぎや白菜などの食材を多めにとってできるだけ便秘にさせないように心掛けましょう。
赤ちゃんは便秘になりやすい
上記に紹介した通り新生児時期、生後2~3カ月、離乳食を開始した頃という風に赤ちゃんは便秘になりやすいのです。私は赤ちゃんってスルスルと快腸なイメージだったので少し意外でした。
息子は生後2カ月で便秘になり6日間お通じが無かった
息子も新生児から生後1カ月まではお通じが毎日出ていたのに、生後2カ月になった途端に急にうんちが出なくなってしまいました。息子の場合にはミルクも母乳もいつも通り飲み、機嫌も良くその他の様子も変わりありませんでした。
でもさすがに心配だったので3日目あたりから綿棒浣腸を数回試したのですが、綿棒に便が付くものの息子の場合には全く効果がありませんでした。
それからも綿棒浣腸を毎日試したものの効果は見られず、最終的に6日目に自然に出てきました。生後2カ月の息子は渾身のいきみをしていたので今でも覚えています。顔を真っ赤にして頑張っていました。
当時は予防接種を控えていたのでその前に便秘を解消させたく、6日目で病院へ連れていく予定でした。でもその前に問題が解決したので、ひと安心しました。
人の排便を知ってこんなに安心することがあるんだと思った出来事でした。
では皆さまも良い時間をお過ごしくださいませ。
それではまた!