こんにちはクルテクです。今日は雛祭りですね。女の子がいらっしゃる家庭ではちらし寿司を食べたりして、お祝いをするのでしょうか。私も子供の頃は祖母が買ってくれた、割と立派な雛人形が毎年家に飾られていました。母が主導で飾りつけをしていたのですが、同時に片付けが大変だと毎回言っていたのを覚えています。
さて、今日は息子が生まれて初めて熱を出した時の話をしたいと思います。では早速本題へ。
- 突発性発疹とはどんなもの?
- 1歳1カ月で生まれて初めての高熱を経験した息子のケース
- 突発性発疹になった場合の対処法は?
- 突発性発疹はうつるの?
- 別名「不機嫌病」とも言われているこの病気、でも息子の場合は…
- まとめ
突発性発疹とはどんなもの?
突発性発疹は通常生後4~5カ月から1歳くらいまでの赤ちゃんが、急に高い熱を出して、3~4日高熱が続くものをいいます。これが生まれ初めての熱であることが多く、風邪のような喉や鼻みずは出ません。そして、熱がさがると身体中に発疹が出て、便もゆるくなるのが特徴と言われています。発疹が出ると子供の機嫌が悪くなる場合も多いので、別名「不機嫌病」とも言われています。
1歳1カ月で生まれて初めての高熱を経験した息子のケース
夜中に2回もうんちをして夜泣きが多かった
これは私と息子が私の実家に帰省していた時の話です。夜中の3時頃に息子が珍しく夜泣きをしたので、様子を見るとうんちをしてしました。すぐにオムツを替えたのですが、また1時間もしないうちに再びうんちをしたのです。普段、夜は一度寝ついたら、朝までぐっすり寝る子なので、夜もこんなに起きて、うんちを夜中に2回もするなんて珍しいと思っていました。
翌朝も朝から不機嫌で抱っこを要求しあまり動こうとしない
そして、朝になると、息子はなんだかずっと泣いているのです。はじめは今日はすごい不機嫌だね、まだ眠いのかな?と思って、食後に散歩に出かけました。散歩に出ると、抱っこ紐の中ですぐに寝てしまったので、なんだ眠かっただけか…と思ったのです。なぜなら、朝食の離乳食とミルクはいつも通りに飲んで、食べていたので、息子の体調の変化にすぐに気付けませんでした。
しかし、昼時になり離乳食をあげると、なぜか泣いて泣いて、食べられない。無理に口に入れるとお粥を吐いてしまう。そして、そんな様子を見ていた私の祖母が「なんかこの子頬が赤いわね」と言ったので、え?と思って、熱を測るとなんと39度4分もあったのです。体温計が壊れているのかと測り直すも、やはり39度4分。息子は昨夜からずっと具合が悪かったんだなと思い、なんでもっと早く気付いてあげられなかったのだろうと反省しました。その後、すぐに病院へ駆けました。
突発性発疹になった場合の対処法は?
家で気を付けること
熱が高い場合には赤ちゃんが暑くないように、服で調整してあげることが必要です。ただでさえ、子供は暑がりなので、熱で寝苦しそうにしている場合には冷えピタや氷枕などを使って、調整してあげるのもいいと思います。私は両方使いました。また、お風呂は高熱の時や元気のない時以外は、入っても問題ないそうです。息子は初日の39度代の日はお風呂はやめましたが、翌日以降は元気だったので(それでも38度代後半だったが)、お風呂にいれていました。
ご飯やミルクはどうするべき?
離乳食は普段通り食べるなら、いつも通りにあげていいようです。息子の場合は固形物は嫌がったので、りんごをすったものと、お粥をすこしだけ、そしてミルクは飲めたので、普段より多めにしました。この頃はいつもならミルクは朝晩2回(それぞれフォローアップミルク80ml)だけでしたが、熱がある時は朝昼晩と与え、120mlに量も増やしました。もし、ミルクもなかなか一回で飲めない場合には、何度もこまめにあげるのがいいようです。また、ミルクを嫌がるなら、リンゴジュースやアクアライトでもいいとのこと。息子の時もリンゴジュースも良くあげていました。とにかく熱が高い場合には水分をたくさん摂らせることが大事だという事です。大人でも風邪で熱が高いと固形物は食べたくないですよね…、それと同じですね。
高熱が続くけど頭への影響は?
突発性発疹での高熱は平均して3~4日程続きます。息子の場合には初日は39.4度。その後、病院へ行って解熱剤をもらったものの、翌日以降も37度9分~38度5分度の間をウロウロし、結果5日間も熱が続きました。ですが、この突発性発疹では高熱によって、脳に影響が出ることはないようです。それに、息子は初日の39度代の時はさすがにぐったりとしていましたが、38度代になると食欲は通常時よりないものの、あとは元気で普段と変わりありませんでした。ハイハイもして、普通に遊んでいました。子供って熱があってもこんなに元気なものなのかと驚きました。
突発性発疹はうつるの?
原因ウイルスや感染経路は?
突発性発疹は感染症が弱いとされていますが、うつる病気です。この病気はヒトヘルペスウイルス6型、または7型というウイルスが原因で、感染経路は体内にこのウイルスを持っている家族などから感染するとのこと。息子の場合に考えられるのは、私からうつったのかな…と思っています。なぜなら、普段はしないのですが、実家で時々、自分が使ったスプーンで、時々息子にご飯をあげてしまっていたからです。おそらくこれが原因だと思われます…。
どんな子がうつるの?完治の目安は?
このウイルスの抗体を持っていない子や免疫力が弱っている赤ちゃんや子供はうつりやすいと言われています。そのため、もし感染してしまったら、保育園や幼稚園へ登園されている方はしばらくお休みされるほうがいいようです。再び登園ができるとされる目安は厚生労働省のガイドラインによると「解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと」とされています。
突発性発疹になりやすい時期は?大人もうつるの?
赤ちゃんは生後3ヶ月頃まではお母さんかららった免疫によって、ウイルス性の感染症から守られていますが、生後6ヶ月を過ぎた頃から免疫の力が弱まってくると言われています。息子は1歳過ぎてからの突発性発疹で初めての熱となりましたが、生後6ヶ月以降に感染する子は多いと考えられています。また、これまで突発性発疹に感染するのは1回だけと考えられてきましたが、実は最近では2回かかるケースもあるとのことです…。最近ではコロナの件もあるので、子供に熱があると色んな施設へ入れなくて大変ですよね。ですが、大人は既に抗体を持っているので、赤ちゃんから大人が感染することはありません。
別名「不機嫌病」とも言われているこの病気、でも息子の場合は…
息子は結局発熱から5日後に36度代の平熱になりました。熱が下がった日に自分の家に帰る日だったのですが、途中の高速道路のパーキングでオムツ替えをすると、お腹に赤い発疹が出来ていました。まだら模様のような赤い湿疹でした。「あ、ついにきたか…」と思いましたが、うちに帰るとはっきりとした発疹は見えなくなり、機嫌も普段と変わりありませんでした。う~ん、果たしてあれは突発性発疹だったのか?と今でも疑問に思っています。
病院の先生もおっしゃっていましたが、突発性発疹は“発疹”が出ないと、判断できないようです。なので、突発性発疹かも!…と思って病院に行っても、処方されるのは解熱剤だけなんですよね。あとは熱が下がるのを待つしかありません。息子の場合は寝る前は寝苦しいと可哀想なので、夜だけ解熱剤を飲ませていました。でも、日中は高熱でも元気にしていたので、昼間は解熱剤無しで過ごしました。
まとめ
突発性発疹は発疹が出るまではお医者さんも「おそらく突発性発疹だね…」とか診察の仕様がありません。ですが、ジュースもミルクも飲めない時や、ひきつけを起こしてしまった時、また心配な時は再度受診された方がいいと思います。息子の場合は5日後に熱も下がり、発疹も消えたので、再び受診することはありませんでした。
普段はいたずらばかりして、やんちゃな息子ですが、いざ大人しくなると、いつものままでいいから、元気になって欲しいと心から思いました。
やはり子供は健康なら、それだけでいいです。
ではまた!