こんにちはクルテクです。
皆さま日曜日の大河ドラマ「どうする家康」は見ていますか?
私は録画をしつつ見ていますよ。誰が何と言おうと松潤好きですからね。ただあの大河は主役級の俳優さんを、使いすぎな感じがいたしますけれどもね…。
そんな徳川家にゆかりのある増上寺をご存知ですか?増上寺には徳川将軍家の墓地があるのです。今回はその増上寺を紹介します。
- 増上寺で見られるもの
- 増上寺の有料スポット
- 増上寺までのアクセス
- 増上寺の注意点
増上寺に埋葬されている徳川家ゆかりの人々
増上寺には以下の将軍らが埋葬されています。
- 二代将軍秀忠
- 五代将軍兄弟の綱重
- 六代将軍家宣
- 七代将軍家継
- 九代将軍家重
- 十二代将軍家慶
- 十四代将軍家茂
この他に将軍の正室として、二代将軍秀忠の妻であった崇源院、六代家宣夫人の天英院などの5名、将軍の側室としては三代将軍家光の側室であった桂昌院などの5名が埋葬されています。これに加え将軍らの子女らも含むと、計38名が眠っています。
徳川家については、先日までNHKの夜ドラマで「大奥」も放送されていたので、興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
増上寺で見られるもの
増上寺は徳川将軍家の菩提寺ですが、その他にはどんなものがみられるのでしょうか。
徳川将軍家墓地
【拝観受付時間】
- 平日11:00~15;00(最終入場14:45)
- 土日祝10:00~16:00(最終入場15:45)
【受付】徳川霊廟前にてチケット購入
【拝観冥加料(入場料)】大人500円(高校生以下無料)
徳川家将軍墓地内はこんな感じのお墓が並んでいます。
お墓にいくまでにたくさん安置されているお地蔵さんです。これは子供や孫らの健康を願って建てられたものだそうです。みんな風車が置かれており、気持ちよさそうに日に当たっていました。
増上寺宝物展示室
常設展にて五百羅漢図 弟41~50幅を展示中。増上寺に所蔵されている羅漢図を順を追って、展示しているようです。
展示室の目玉は英国ロイヤル・コレクション所蔵の「台徳院殿霊廟模型」です。台徳院殿霊廟は二代秀忠公の御霊屋(おたまや)として、1632年(寛永9年)三代将軍家光公によって境内南側に造営された壮大な建築群でしたが、1945年の戦火によって消失してしまいます。
それが現在当時の10分の1のスケールで再現されたものなのだそうです。
この模型は1910年(明治43年)ロンドンで開催された日英博覧会に東京市の展示物として出品されました。博覧会終了後に英国王室へ贈呈され、ロイヤル・コレクションの一つとなり、英国にて大切に保管されてきました。それが今イギリスから期間限定で日本にやってきているという訳です。
宝物展示室開館時間
- 平日:11:00〜15:00、土日祝10:00〜16:00
- 休館日: 火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
- 入場料 一般700円(税込)※徳川将軍家墓所拝観共通券1,000円
増上寺宝物展示室は大殿耐震補強工事に伴い、増上寺宝物展示室が令和5年4月10日から同年12月下旬(工事終了予定)まで休館となります。
阿弥陀如来坐像(東京都指定文化財)
増上寺の大殿には誰でも入れます。座って中央阿弥陀如来坐像は、昭和49(1974)年6月に現在の増上寺大殿が再建された際、本堂に安置されました。
室町時代の作とされています。お線香の香りのなか、静かに椅子に腰掛けて、阿弥陀如来の前に座ってぼーとしていると心が落ち着きます。
本殿から見た外の景色。木でできた細工がとても美しかったです。
本殿のテラスから見た景色です。天気の良い東京でした。
増上寺へのアクセス
JR浜松町からが一番遠い最寄り駅ですが、道が平らで大きいので、歩いても15分ほどで着きます。途中大門などを通っていくので、距離はさほど気になりません。
- JR線・東京モノレール浜松町駅から徒歩10分
- 都営地下鉄三田線御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
- 地下鉄都営浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分
- 都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分
- 東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分
増上寺に行くまでに見られるもの
浜松町駅や地下鉄大門駅から歩いてくると見られるものを紹介します。
大門
地名にもなっている有名な門ですね。増上寺の総門・表門にあたります。徳川時代にはここからが増上寺の境内だったようです。
三解脱門(三門)
増上寺の入口にある門です。東京都内有数の古い建造物であり、東日本最大級を誇る門でもあります。
煩悩から解脱した覚りを開くための三種の修行「空門」「無相門」「無願門」の三門を三解脱門といい、これが元になり通称「三門」と呼ばれているようです。
この門は慶長16年(1611)徳川幕府の助成により建立されました。ですが元和7年(1621)大風により倒壊し、元和8年(1622)に再建されています。
増上寺が江戸初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物で、国の重要文化財に指定されています。
この門の二階内部(非公開)には、釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されているのだとか。
増上寺の注意点
増上寺はごつごつとした石畳なので、ベビーカーを利用する方は注意が必要です。また足の悪い方も歩けないことないですがかなり厳しいと思います。
では皆さまも良い時間をお過ごしくださいませ。 それではまた!