こんにちはクルテクです。
実は昨年(2022年)にふと思い立ち、ハングル検定5級と4級を併願受験しました。5級は合格点には少し余裕で合格、4級は合格点を少し上回るぐらいの、ギリギリの点数で合格しました。
今回はハングル検定5級をこれから受験しようと思っているけど、独学でどうやって勉強すればいいのか、どんなテキストが必要でおすすめなのか迷っている方へ向けて、私の経験談からお伝えしたいと思います。
この記事を読んで分かること
- ハングル検定5級合格のためのテキスト3つ
- ハングル検定勉強におすすめYouTubeチャンネル
- ハングルの勉強におすすめラジオ
- 完全初心者がハングル検定5級合格を目指すための勉強法
- ハングル検定5級合格のためのお勧めテキスト3つ
- ハングル検定5級合格のためのYouTube
- ハングルの勉強にお勧めラジオ
- ハングル検定5級の難易度
- ハングル検定5級の合格点と合格率
- 試験までに確保した勉強時間(1日あたり)
- まとめ
- おまけ~ハングル検定5級当日のこぼれ話~
ハングル検定5級合格のためのお勧めテキスト3つ
私はまったくのハングル初心者で、一文字も読めませんでした。どのように発音するのかや簡単な挨拶でさえも全く知りませんでした。そんな私が独学でハングル検定5級に合格したテキストを3つ紹介します。
1、基本がわかる はじめての韓国語
ド初心者向けの文法書です。ハングルの構造、母音と子音、発音のルール、動詞の活用、パッチムなど、丁寧に簡潔に説明されていてとても分かりやすいです。CDもついているので、音声も確認できのがよい点です。
私はまずはこの文法書をひと通りやり切り、ハングルの構造を理解していきました。私の知人は単語帳とこちらのテキストだけやって、ハングル検定に挑みましたが合格していました。それくらい重要な文法書です。
2、2022年版ハングル能力検定試験 過去問題集5級
試験に短期間での勉強で合格を目指すならば過去問を繰り返し行うことが一番です。この問題集には2022年の2回分の試験が収録されています。
ただ、私はこれだけでは少し不安だったので、私はこの他にも2021年版の4級と5級の合冊版も購入して、解いてみました。
3、「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ改訂版
ハングル検定5級合格のためのYouTube
ハングルを独学で勉強するにあたり、一番困ったのが受験範囲だけの単語を聞けるアプリなどが無かったことです。私が見つけられなかっただけかもしれませんが、トイック対策のように、ハングル勉強用のアプリは世の中に溢れているわけではなく、単語習得には苦戦しました。
そこで出会ったのがこちらのYou tubeチャンネルです。
【韓国語】ハングル検定5級(初級)単語 全482語(前編:ジャンル別) 聞き流し - YouTube
こちらの動画のすごいところは先ほど紹介した「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミに掲載されている単語を全て網羅して、発音してくれているところです。私はこちらの動画を1.5倍速、1.7倍速とかで聞きながら、単語とスペルを覚えていきました。
また単語の発音順も「日本語」→「韓国語」の順で発音してくれるので、覚えやすいです。字幕も日本語と英語で表記してくれる点が嬉しいポイントです。
なぜかというと、ハングルから日本語に訳した時に同じ単語になるものがあるのですが、英語で表記されていると、それぞれの単語のニュアンスの違いがよく分かるのです。
またこの動画は名詞、形容詞、副詞、数字、日付の呼び方、発音テストといったように様々なジャンル毎に動画を作ってくれていて、とても分かりやすいコンテンツになっています。
そして試験当日には、なんと試験直前に「ハングル検定5級予想問題」という動画まで挙げて下さっていたのです。もう感動しました。
私は試験前、暇さえあればこの動画をずっと聴いていました。この動画との出会いがなければ、もしかしたら合格出来ていなかったかもしれません…。それほどこの動画に助けられました。本当にお勧めです。
ハングルの勉強にお勧めラジオ
NHKのラジオ まいにちハングル講座 | 商品一覧| NHK出版もお勧めです。1回15分なので、家事の合間や通勤時間や、会社までの道のりに聞くことが出来ます。
オンタイムのスケジュールは以下の通りです。
NHKラジオ第2放送:月~金 午前8:00~8:15 再放送:月~金 午前10:45~11:00、午後6:10~6:25/日 午後2:45~4:00(5回分)
ただ毎日決まった時間に聞くのは難しいという方には、「NHKゴガク」というアプリがお勧めです。私もアプリから聞いています。毎週月曜日10時に先週の放送分が1週間アップロードされるので、1週間遅れて放送を聞くかんじです。
基礎的な文法や発音を教えてくれるので、聞いていると「あ!それってこういう意味だったのか」など、発見があって面白いです。
そして毎週金曜日には韓国で人気の曲も流してくれるので、これも楽しみの1つです。こちらはハングル検定の試験対策というよりは、ハングルを楽しく勉強するための1つの方法として、おすすめします。
ハングル検定5級の難易度
ハングル検定5級はハングル能力検定協会公式サイトからの情報によると、ハングル検定5級のレベルは以下の通りとなっています。
❝60分授業を40回受講した程度。韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基礎的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
- ハングルの母音(字)と子音(字)を正確に区別できる。
- 約480語の単語や限られた文型からなる文を理解することができる。
- 決まり文句としてのあいさつやあいづち、簡単な質問ができ、またそのような質問に答えることができる。
- 自分自身や家族の名前、特徴・好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なことについて伝え合うことができる。❞
(上記:ハングル能力検定協会より抜粋)
上記だけを聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、ハングル検定5級のリスニングはとてもゆっくりですし、筆記試験に出てくる単語数や文法問題なども限られておりますので、コツコツと勉強していけばどなたでも合格できると思います。
またハングル検定5級の試験は、マークシート方式なので分からない場合でも何かしら埋めることができます。
ハングル検定5級の合格点と合格率
ハングル検定5級は100点満点で60点以上で合格です。内訳はリスニング40点(30分)、筆記60点(60分)です。但し、筆記だけで60点に達していても、リスニングを受験していないと不合格になります。
5級の合格率は81%ととても高いです。この数字からも着実に勉強していけば難しい試験ではなさそうだな、というのが理解して頂けると思います。
そのため4級と併願して受験される方も多いです。実際に私も5級と4級を併願受験しました。
ハングル検定5級問題内容と試験時間
- リスニング40点(30分)
- 筆記60点(60分)
リスニングについては試験管がリスニングCDを流しながら進めるので、30分かかりますが、筆記については正直かなり時間が余ります。私でさえも30分は余ったので、十分に回答を見直す時間が取れました。
トイックのように時間との戦いになるような膨大な問題数ではありません。その点は安心できると思います。しっかりと1問1問考えて答えても、試験時間に余裕のある問題数と難易度、という感じです。
試験までに確保した勉強時間(1日あたり)
私が試験までにとった1日あたりの勉強時間です。
- 毎朝30分から40分ほど
- 電車での通勤時間(片道1時間ほど)
- 昼休み40分ほど
朝は4時頃に起きて朝の家事と準備の合間に移動中では出来ない文法書や過去問、単語のスペルを書いて覚える勉強をしました。
通勤時間には先ほどのYouTubeで単語の音声を聞いて、スペルを眺めてひたすら覚える。または過去問のリスニング問題を繰り返しやったりとしていました。昼休みには食事を早く済ませて、カフェや社内の休憩所で過去問と文法書、といった感じで勉強していきました。
夜は息子を寝かしつけて一緒に21時頃に寝てしまうので、できるだけ朝早く起きて時間を作るようにしていました。
まとめ
ハングル検定試験5級は、まったくのハングル初心者で、独学で勉強しようとしても、合格できるレベルの試験だと思います。
次回のハングル能力検定試験は6月4日(日)です。
もし今、ハングルにそのでも興味があるなら時間にチャレンジしてみてはどうでしょうか。きっと韓流をもっと好きになって、韓活をもっと楽しめると思いますよ。
チャレンジされる皆さま、ファイティン!!
おまけ~ハングル検定5級当日のこぼれ話~
ハングル検定試験当日、私の席の斜め前には、外国籍らしい男性が座っていました。
彼はもしかしたら日本育ちで、日本語ネイティブなのかもしれませんが、普通に考えたら、私達がフランス語で書かれたイタリア語の試験を受けるようなものですよね。
すごいなぁと試験当日に彼から勝手にエネルギーをもらっていました。
では皆さまも良い時間をお過ごしくださいませ。 それではまた!