こんにちはクルテクです。
数日前にニュースで、子育てをテクノロジーの力で支援する「ベビーテック」と言われる商品やサービスがあるということを知りました。でも実はこの言葉を知らなかっただけで、既に「ベビーテック」は私達の周りにたくさんあったのですよね。
ベビーテックとは?
ベビーテックは英語で表記をすると「Baby Tech」と書きます。赤ちゃん=「Baby」とテクノロジー=「Technology」を組み合わせた造語です。主に妊娠から出産、産後のママ、新生児から未就学児(小学校入学前)の子供に重点をおき、育児に関わる全ての人を支えるITサービスと製品の総称です。
ベビーテックが普及した背景
ベビーテックの概念が登場したのは欧米です。特にアメリカでは赤ちゃんの頃から1人で両親とは別の部屋で寝かせることが多いです。また女性の社会復帰も日本などと比較すると早いため、ベビーシッターを利用する家庭の割合が多いので、IT製品に頼る傾向が高いと言われています。これらの理由から、離れた部屋からでも、子供の様子を知りたいと考える親は多く、別の部屋にいる赤ちゃんの様子を見られるモニターなどは数多く販売されてきました。なかには、単にモニターで赤ちゃんの様子を見るだけではなく、センサー機能も付いていて、赤ちゃんの体温に異常があれば、アラームが鳴るものもあるようです。
日本でベビーテックが注目される訳
昔は1つの家に数人の家族が一緒に住んでいる事が当たり前でした。しかし、現代では核家族が基本で、また親も共働き世代が多くなっています。かと言って、日本では文化の違いもあるのか、欧米ほどベビーシッターが普及していないように思います。もしくは、それにお金をかける余裕がない、という実情もあると思います。
ですが、育児をしていると授乳時間の記録、授乳した量の記録、排泄の記録、そして、離乳食初期の頃はアレルギー対策のために食事した内容の記録と、メモしておきたい情報がとても多いですよね。そんな忙しい現代人のママ、パパの助けになるのが、このベビーテック製品なんです。
生活に溶け込んでいるベビーテック
ぴよログ
我が家では息子が新生児の頃からの育児記録を、全てこのアプリに記載しています。このアプリが良いのは、食事、排泄、睡眠、成長記録など項目別にまとめて見られることです。また、必要な際には記録をPDFにしてお医者さんに見せることも出来ます。
BabyCam ( ベビーモニターカメラ)
我が家では2階の寝室に息子を寝かせているので、自分達が上に行くまではこちらのアプリを使って、息子の様子を見ています。最近はよくうつ伏せ寝になってしまうので、気を付けて見るようにしています。1階ではタブレットにこのアプリをインストールし、2階には使っていないアンドロイド携帯にアプリをインストールして、息子の様子が見られる位置にアームで固定しています。そして、2つを連携させて使用しています。
赤ちゃんが泣いている理由を推測してくれるAIライト
こちらのNHKニュースで紹介されていましたが、最近のベビーテック用品にはAI機能が搭載されたライトがあるようです。このライトが赤ちゃんの泣き声を聞くと、「怒っている97.5%、眠たい2.5%」といった具合に、赤ちゃんの感情をAIが分析して、表示してくれるようです。他にも「お腹がすいた」などといったように、5つの感情を泣き声から推測して、表示してくれるようです。
赤ちゃんが泣いて、何が困るって、その原因が分からないからなんですよね。ミルクもあげた、オムツも替えた、昼寝もわりとしっかり寝たはず、なのにギャン泣きされると、時々しんどくなってしまいます。なので、このライトはとても期待値が高い製品だなぁ…と思いました。
頼れるものにはどんどん頼りたい
育児はママやパパが元気でいられてこそ、だと思います。赤ちゃんが“すぐに寝る音楽”や、“すぐに寝るおくるみ”など、様々な商品を見かけますが、結局、一番早く泣き止むのは「抱っこ」が最強だったりします。でも、もっと赤ちゃんの気持ちが分かればやりようがあるのに、と思ったこともあります。特に産後から生後6カ月までの時期は、自分の身体もまだ元に戻っていないのに、赤ちゃんのお世話で生活が激変するので、すぐに疲れが溜まってしまい、大変な時期だと思います。
息子は既にその月齢を超えていますが、これらのIT技術にはどんどん頼っていきたいなと思っています。
それではまた!