Krtek‐Journal 

ゆかいなモグラと小さなメガネくん。3歳男子ママの雑記ブログ

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それでも読みたい蒼天航路

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こんにちはクルテクです。

今日で妹夫婦と過ごす日々も終わり、先ほど彼らは帰っていきました。たくさん息子と遊んでくれて、抱っこしてくれて、可愛がってくれて、本当に息子は楽しそうでした。またお互いに遊びにいったり、遊びにきてもらったり、出来るといいなと思います。家では「ゴキブリポーカー」という名のカードゲームをしたり、「ピーマンピーマン」という手遊びゲームをしたり、息子を寝かしつけた後に、大人たちはお酒を飲みながら楽しく過ごしました。

 

そして、そんな私は来月に30代に入って4回目の誕生日を迎えます。少し早いのですが、妹が誕生日プレゼントのリクエストを聞いてくれたので、迷わずに「蒼天航路の全巻が欲しい」と答えました。この蒼天航路という漫画を皆さまはご存知でしょうか…?

蒼天航路ってどんな漫画?

蒼天航路は三国志の曹操に焦点をあて、彼を主人として書かれた漫画です。日本では1995年から2005年まで講談社の「モーニング」で連載されていたようです。三国志好きの方なら、多くの方が知っている名作だと思いますが、恥ずかしながら私は今だに読んだことがありませんでした。

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曹操ってどんな人?

曹操は魏、呉、蜀がお互いに天下統一を目指し、覇権を争っていた三国時代に生きていた武人で「魏」という国の礎を築いた人物です。そんな曹操は「文武両全の武人」とよく言われます。彼は同時代の武将や英雄と比較しても、群を抜いて大きなスケールを持っている存在なのです。簡単に言ってしまえば、1人で軍略も立てられるし、政治的なセンスも抜群だし、文学面での才能も豊かだし、それでいて人を惹きつけるカリスマ性もあった人なのです。

曹操=悪役のイメージがある…それはなぜ?

三国志の映画を見ると、基本的に曹操がひどい悪役に描かれていることが多いように思えます。それは日本で広く知られている三国志のストーリーが「三国志演義」に基づいているからです。「三国志演義」は明代に羅漢中という人が書いた歴史的小説で、蜀の初代皇帝となった劉備を正義とし、その敵である魏の曹操を悪として、書かれているのです。

なぜ劉備が正義として書かれているかというと、これには当時の時代背景が関係しています。三国志演義か書かれた当時の中国では漢民族が異民族の侵攻によって、大陸の端のほう(かつて蜀と呉があったあたり)に、追いやられていました。これらの時代背景から、異民族を魏の曹操に置き換え、蜀の劉備を正義と捉えることによって、異民族からの圧迫を受けていた、大衆の共感を得る狙いがあったのです。ちなみに、この「三国志演義」の元になったのは、一般に「正史」と呼ばれている、三国時代にまとめられた「正史三国志」です。

リアル曹操はいい人だったの?

これは一概には言い切れません。なぜなら、曹操は確かに優れた人だったのですが、徐州という場所で数十万人を個人的な恨みによって、虐殺しているからです。この件は曹操の人生にとっても汚点であったと思いますが、この事実は歴史に残っているので非難する方も多いと思います。それに曹操は劉備と違って、生涯に渡って付き合ってきた“友達”が少ないようにも思います。人材コレクターであり、数多くの優秀な部下をハンティングしてきた曹操ですが、本当に心を許していた友達や部下はそれほどいなかったのではないか、と個人的には思っています。

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それでも読みたい蒼天航路

ですが、やはり三国志を語る上では外せない、とても大きな存在である曹操。そして、いつまでも私を惹きつけてやまない曹操。こんな上司がいたら、命がいくつあっても足りないかもしれないけど、チャンスがあれば曹操のような上司の下で働いてみたい、と心のどこかで思っています。

蒼天航路はブックオフや古本屋で探していましたが、古い漫画のため、なかなか全巻はなかったのです。ネットにあるのは分かっていましたが、誰かに買ってもらおうと勝手に考えていた今日この頃。

やっと念願叶って、我が家に名作が届きました!

夜に時間を作ってコツコツ読むぞ!

 

 

私の趣味の話にお付き合い頂き、ありがとうございました!

さて、明日からまた育児頑張るぞ。

それではまた!